「希死念慮の発生を確認」とは何か?元ネタは?マヌケナマケモノさんのパンチラが元ネタなのか?話題のミームを調べたよ
【はじめに・注意】
この記事では、ネット上で使われているフレーズ
「希死念慮の発生を確認」 について、言葉の意味や使われ方を解説します。
この言葉は本来、精神医学で使われる非常に重い用語を含みます。
この記事は
- 自殺や自傷を推奨・美化するものではありません
- 実際の希死念慮を軽視する意図もありません
もしこの記事を読んでいて「自分の状態が本当に危ないかもしれない」と感じた場合は、無理に読み進めず、専門の相談窓口や信頼できる人に相談してください。
「希死念慮」とは本来どういう意味か
希死念慮(きしねんりょ)とは、精神医学・心理学の分野で使われる用語で、
「死にたいと考える気持ち」や「生きていたくないと感じる思考」を指します。
重要なのは、
- 必ずしも自殺を実行したい段階を指す言葉ではない
- しかし、専門家が慎重に扱うべき深刻なサインである
という点です。
「希死念慮の発生を確認」という表現の正体
ネットで使われている
「希死念慮の発生を確認」
というフレーズは、医学的な正式表現ではありません。
特徴は次の通りです。
- 医療・システム用語のような無機質で事務的な言い回し
- 感情をそのまま吐き出すのではなく、ロボットやログメッセージ風に言い換えている
- 深刻な気持ちを、あえて距離を取って表現するネット特有の言語感覚
つまり
「今、メンタルがかなり落ちている」
「気持ちが限界に近い」
という状態を、自虐やブラックユーモアとして加工した表現です。
希死念慮の発生を確認していくぅぅぅぅぅ(vo (⌒,_ゝ⌒)) pic.twitter.com/d1eLCdCura
— るん (@0625_theata) December 9, 2025
実際によくある使われ方
日曜の朝「わー!日曜だー!いっぱい寝ちゃおう!お昼に起きて買い物しちゃお♡」
— Near_13 (@Near_13) December 20, 2025
月曜の朝「希死念慮の発生を確認」
投稿例として多いのは次のような場面です。
- 月曜の朝、仕事や学校が始まるタイミング
- 推しの卒業・炎上・悪いニュースを見た時
- 日常の失敗や強いストレスを感じた直後
- 理由を書かず、状態報告として単独で投稿
短文で
「希死念慮の発生を確認」
だけを書くケースも多く見られます。
希死念慮の発生を確認←今これ
— 社畜タイム先生 (@munoudaa) December 20, 2025
元ネタは?流行っているのか?
2019年頃から使われているフレーズですが元ネタは「マヌケナマケモノ」さんです
画像・写真 | 【ギャグ4コマほか、作品ギャラリー】人気漫画家・マヌケナナマケモノ氏の作品も 101枚目 | オリコンニュース(ORICON NEWS)


希死念慮の発生を確認(グループワーク)
— 石川無邪気 (@sakamotomunyaki) December 6, 2019
このフレーズは、X上で
一定数の投稿が継続的に見られる状態です。
- 検索すると複数の投稿・関連ページが出てくる
- 毎日大量にバズる言葉ではない
- しかし、特定のネット層では認知され、定着しつつある
という位置づけで、
「大流行」ではないが「ネットミーム化し始めている表現」と見るのが妥当です。
注意すべき点
この表現には、はっきりした注意点があります。
- 冗談として使っている人もいれば、本当に苦しい状態の人もいる
- 受け手が見分けるのは難しい
- 軽く扱うことで、当事者を傷つける可能性もある
そのため、
- 使う側も
- 見かける側も
「これは医療用語が元になっている重い言葉だ」という認識を持つことが重要です。
希死念慮の発生を確認 pic.twitter.com/EwsKjDhgUQ
— バリバリ (@subBARIBARI) December 18, 2025
まとめ
- 「希死念慮の発生を確認」は医学用語そのものではない
- ネット上で生まれた、システムメッセージ風の自虐表現
- 感情を直接言わずに共有するための言葉
- 一部で定着しつつあるが、扱いには注意が必要
もしこの言葉が「冗談では済まない感覚」として自分に当てはまる場合は、
一人で抱え込まず、専門の相談先を利用することが大切です。
