フィリピンに隕石が落下するのをNASAが隠しているという動画は真実か?スピリチュアル傾向の保江邦夫と「YASUE方程式(やすえ方程式)」とは?2025年7月の予言とは何か調べる。
東南アジアに大災害が起こるような動画が気になったので調べます。

動画の真相が気になりますね。
YASUE方程式とは?
YASUE方程式(ヤスエほうていしき)とは、理論物理学者の保江邦夫(やすえ・くにお)氏によって提唱された独自理論の一つです。
YASUE方程式は、
「人や物の動きって、本当は“ランダム(偶然)”で起きてるんじゃないか?」
という考えをもとにした、量子の世界の運動の仕組みを説明しようとした数式です。

YASUE方程式は難しいですね
YASUE方程式はとっても難しい、がNASAとは関係なし
YASUE方程式は量子の運動を説明する数式なので、NASAや隕石とは関連性がないようです。
保江 邦夫とは?スピリチュアル傾向なのか?
保江 邦夫(やすえ くにお)氏は、日本の理論物理学者であり、独自の理論「YASUE方程式」を提唱したことで知られています。彼の研究は、量子力学における確率過程の視点から粒子の動きを説明しようとするもので、一部の研究者から注目されました。
しかし近年、保江氏は科学の枠を超え、スピリチュアルや霊性、陰陽道などの分野にも関心を広げています。彼は講演や著書を通じて、「神様の覗き穴」や「魂の来しかた行くすえ」など、霊的なテーマについて語っています。

このように、保江氏は理論物理学者としての経歴を持ちながら、スピリチュアルな分野にも傾倒していることで知られています。

保江 邦夫をYoutubeで検索すれば、たくさん出てきます。
2025年7月の予言とは?
この予言は、主に以下のような主張に基づいてSNSや動画で拡散されています:
- 2025年7月に大災害が起きる(隕石衝突・地軸の変化・天変地異)。
- NASAはそれを知っているが公表していない。
- フィリピンや東南アジアに大きな隕石が落ちる可能性がある。
しかし、これらは科学的根拠が存在しない予言であり、典型的な陰謀論のパターンに当てはまります。
2025年7月25日の予言は「たつき諒 私が見た未来」による

2025年7月の予言とは「たつき諒 私が見た未来」によるものだと思われます。
『私が見た未来』は、漫画家・たつき諒(たつき りょう)氏が1999年に発表した短編集で、彼女が見た「予知夢」を元にした漫画作品です。特に注目されたのは、表紙に記された「大災害は2011年3月」という言葉で、これが2011年3月の東日本大震災を予言していたとして話題になりました。

著書の中で2025年7月の大災害を予言されています。
過去の予言
過去にも同様の予言がありました:
年 | 内容 | 結果 |
---|---|---|
1999年 | ノストラダムスの大予言 | 何も起きず |
2012年 | マヤ暦の終末 | 何も起きず |
2021年 | 小惑星衝突の噂 | なし |
📌 要点:2025年7月の災害予言には、具体的な根拠や裏付けが一切ないため、信ぴょう性は極めて低いです。
フィリピンに隕石が落ちるのか?
現在(2025年5月時点)において、NASA・ESA(欧州宇宙機関)・JAXAなどの宇宙機関は、2025年7月に地球へ衝突する隕石の存在を公表していません。
NASAの地球近傍天体(NEO)監視プロジェクトでは、
- 小惑星や彗星など、将来的に地球と衝突する可能性のある天体を24時間体制で監視しています。
- 衝突リスクがある天体は「Sentry Impact Risk Table(センチネル衝突リスク表)」で常に更新・公開されています。
➤ https://cneos.jpl.nasa.gov/sentry/
この表を見ても、2025年7月に地球、ましてやフィリピンに落ちる可能性がある隕石は登録されていません。

NASAが隠しているのかなー