「メズマライザー踊ってみた」のダンスは何か？元ネタは？「現実からの逃避行で催眠」？歌詞の意味やMVに隠された意味とは？HELP？SOS？初音ミクが闇落ち？狂気？ベロ出しはなぜ？作者の「サツキ」さん、「channel」さんについて調べる
このように、左右に分かれてダンスを踊りあう動画を良く観ます。
音楽も軽快でステキです。
でも、なぜか左のダンサーが面白い表情になります。
なぜなのか？調べました。
狂ったミクちゃんが魅力的です。
「メズマライザー」とは大人気ボーカロイド曲。そのMVのダンスを踊るのが人気！
『メズマライザー』はサツキが作った曲で、初音ミクと重音テトというボーカロイドが使われています。2024年4月27日にデビューアルバム『Circus‘s Detail』からリリースされました。
『メズマライザー』は、Billboard JAPANのニコニコ VOCALOID SONGS TOP20で2024年5月6日に8位で初登場し、翌週には1位を獲得しました。Billboard Japan Hot 100でも6月3日に65位で初登場しました。
ミュージックビデオはchannelが制作し、リリース後3日で100万回再生を突破し、13日後には1000万回再生を超えました。5月29日時点で2600万回以上再生されています。
そんな大人気曲のMVのダンスをYoutubeやTiktokで投稿されています。
爆発的な人気ぶりです！
作曲者の「サツキ」さんとは？
サツキは日本のボカロPで、「メズマライザー」などの楽曲で知られています。彼の作品は感情的な歌詞とポップなメロディが特徴です。「メズマライザー」は初音ミクと重音テトをフィーチャーし、リリース後2週間で1000万再生を達成しました。サツキはTwitterやYouTubeで活動し、最新の情報や制作裏話を発信していますが、個人情報や詳細な活動履歴についてはあまり公表されていません (ニコニコニュース オリジナル) (KAI-YOU.net | POP is Here .)。
niconiconicovideo.jp/user/88956260
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メズマライザーを収録した1st Full Album『Circus‘s Detail』が発売されれている
1st Full Album『Circus‘s Detail』 – サツキ – BOOTH
BOOTHでしか販売されていないようです。
アマゾンミュージックでは「メズマライザー」のダウンロードが出来る他
コスプレなども発売されているようです。
動画を制作したのはアニメーターの「channel」さん
どうしたら、こんな素晴らしい動画を作れるのでしょうか？
「メズマライザー」の歌詞や内容について
簡単にストーリーを説明すると
感情を押し殺して生きる主人公の話です。
主人公は現実に疲れ、感情を抑えて日々を過ごしています。
そんな中、重音テトが現実から逃れるための催眠術を提案します。
最初は抵抗しますが、最終的にその方法に頼ることにします。
主人公は希望を諦め、偽りの世界で生きていくことを選びます。
現実から目をそらしながら、機械的に日々を過ごすようになります。
この物語は、現代社会での感情の抑圧と逃避を描いています。
「メズマライザー」は、歌詞の内容やMVに謎が多く、様々な考察がされています。
歌詞を確認
歌詞の内容を簡単に説明すると以下のようになります。
「メズマライザー」は、現代社会の中で感情を抑圧し、逃避しながら生きることの難しさを描いています。
- 感情の抑圧 自分の感情を押し殺し、気付かないふりをして生きている。現実に対する抵抗や無力感が描かれている。
- 催眠術と逃避 浅はかな催眠術にかかり、逃避する様子。自分を騙し、心を閉ざしてしまう。
- 絶望と諦め 運や希望がない状況を受け入れ、手元にあるもので生きるしかない。現実を直視しすぎると耐えられないため、適度に目をそらす。
- 偽りのカリスマ性 表面的な強さや偽りのカリスマ性が蔓延している。真実ではなく、見せかけに騙される社会。
- 心の煩わしさ 抑圧された感情や心の中の騒がしさが強調されている。
- 生き抜くための適応 現実の厳しさに適応しながら生きる必要がある。ボットのように機械的な日々を送ることで生き延びる。
↓のリンクから歌詞のすべてを確認しることができます。
快眠術の影響か、現実に耐えられなかったのか？様々な考察があります。
曲やアニメーションへのさまざまな考察
このPVにはさまざまなメッセージが含まれており、歌詞と合わせて考察されています。
『メズマライザー』に隠されたメッセージと暗示
『メズマライザー』には、歌詞とMVに隠されたメッセージや暗示が多く含まれており、それらを探ることで作品の深い意味が見えてきます。以下に、隠されているものをいくつか挙げます。
1. モールス信号の”SOS”
重音テトの瞬きがモールス信号で”SOS”を伝えていることが分かります。これは、テトが催眠術やボカロPによる操りに対する助けを求めていることを示しています。（０：５０くらい）
2. クイズの頭文字による”HELP”
間奏に出てくる4問のクイズの頭文字を繋げると”HELP”となります。これも同様に、テトが助けを求めていることを暗示しています。
Hat→Eraser→Lemon→Phosphoribosylaminoimidazolesuccinocarbo…
（Phosphoribosylaminoimidazolesuccinocarbo）とは？
完全に表記するとPhosphoribosylaminoimidazolesuccinocarboxamide（ホスホリボシルアミノイミダゾールスクシノカルボキサミド）ですね。別名SAICARや5-アミノイミダゾール-4-(N-スクシノカルボキサミド)リボチドと呼ばれます。
メズマライザーのPhosphoribosylaminoimidazolesuccinocarbo…って何？｜ガラクト (note.com)より
3. グリーンバックの背景
「強制解除」の瞬間に2人の背景がグリーンバックになる描写があります。これは、それまでのシーンが現実ではなく幻覚や演技であったことを示唆しています。つまり、ミクとテトが実際に催眠術にかかっているかのように見せかけていた可能性があるのです。
4. 催眠術の象徴
硬貨を使った催眠術の描写が繰り返されることで、リスナーや視聴者も無意識のうちに催眠術にかかっているかのような錯覚を起こすことを狙っています。画面中央の渦巻きもその一環です。
5. ミクとテトの対比
初音ミクがすぐに催眠術にかかるのに対し、テトは何日も耐えています。これは、ミクが純粋で素直な性格を象徴しているのに対し、テトが何度も催眠術を受けながらも抗おうとする姿勢を表しています。この対比は、ボカロ文化における初期からの経験やキャラクターの違いを示しています。
6. 歌詞の中の隠されたメッセージ
歌詞の中には、「本当の芝居で騙される」や「偽のカリスマ性」といった表現があり、リスナーが現実と虚構の間で揺れ動く様子を描いています。これは、ボーカロイドが演じるキャラクターでありながらも、その演技が現実のものとして受け取られてしまう危険性を示唆しています。
これらの隠されたメッセージや象徴を探ることで、『メズマライザー』の歌詞とMVが持つ深い意味を理解することができます。リスナーや視聴者に対して、現実逃避の危険性や偽りの魅力に囚われないよう注意を促しているのです。
そのほかにも「手話」や「隠し文字」などがたくさんあるようです！
