【シケイダ3301】Cicada 3301とは?ネット上に暗号パズルを投稿した組織を簡単に解説
Cicada 3301は、インターネット上に暗号パズルを投稿した組織、または個人に付けられた名称です。この記事では、Cicada 3301とは何か、なぜ注目を集めたのか、暗号パズルやランサムウェアとの関係を分かりやすく解説します。
Cicada 3301とは?
File:Cicada3301’s First Message.jpg – Wikimedia Commonsより

3301(シケイダ3301 / Cicada 3301)は、インターネット上で有名な謎の組織(または個人/グループ)です。
日本語では「シケイダ3301」と読みます。
「3301」という名前で公開されたパズルは、2012年から2014年までに3回確認されています。
最初のパズルが投稿されたのは、2012年1月4日です。海外掲示板の4chanに掲載され、その後、数時間で広く拡散しました。
パズルには暗号解読だけでなく、言語に関する知識なども必要でした。その精巧な内容から、インターネットを代表するミステリーの一つとして知られています。
また、Cicada 3301には『Liber Primus』と呼ばれる文書が残されています。暗号パズルを通じて選ばれた人物や、その後の活動については詳しく明かされていません。
一方、近年は「Cicada3301」という名前を使用するランサムウェア攻撃グループも報じられています。
暗号パズルを投稿したCicada 3301と、ランサムウェア攻撃グループについて、今回の参考情報だけでは直接的な関係は確認できません。
なぜ話題?
Cicada 3301が広く知られるようになったきっかけは、2012年1月4日に公開された最初の暗号パズルです。
初回パズル(2012年)の具体例(ステップバイステップ)
- スタート画像(4chanに投稿された黒背景の白文字画像) 表面上はシンプルな募集文だけですが、隠しメッセージが入っています。
- テキストエディタで開くと、末尾に暗号文「TIBERIVS CLAVDIVS CAESAR says “lxxt>33m2mqkyv2gsq3q=w]O2ntk”」が出てきます。
- Caesar cipher(シーザー暗号)で解読 → URL(duckの画像)が出てきます。
- ダック画像(デコイ) 一見行き止まりですが、画像内に「out guess」というヒント。OutGuessというステガノグラフィーツールで隠しテキストを抽出 → 次の手がかり(Redditなど)へ。
- 電話番号 さらに進むと電話番号が出てきて、かけると自動音声メッセージ。「元の画像の次元(503×509)と3301はすべて素数。掛け合わせて.comにすると…」 → 845145127.com(セミ画像 + カウントダウン)。
- 現実世界へ カウントダウン終了後、世界各地のGPS座標が表示。現地に行くとセミのロゴ入りポスター(QRコード付き)が貼ってあり、次のオンライン手がかりへ。
以後、本の暗号(book cipher)、素数、Tor(ダークウェブ)、ルーン文字などを使い、難易度が急上昇します。
主な噂(正体について)
- 諜報機関の採用ツール(最も有力):NSA、CIA、MI6、GCHQなど。高度な暗号・セキュリティ人材を探すためのテストだったという説。
- プライバシー・暗号化推進の秘密結社 / ハッカー集団:サイファーパンク(暗号技術で自由を守る運動)系の人々で、プライバシー・匿名性向上を目指す国際的なグループ。自身は「ハッカー集団ではない」「違法行為はしない」とPGP署名で否定声明を出しています。
- カルト・秘密結社・オカルト団体:セミ(Cicada)の象徴、ルーン文字、古い文献引用などから、宗教的・精神的な側面があるという説。フリーメイソン的な陰謀論も。
- 単なるARG(代替現実ゲーム)やアートプロジェクト:楽しみのためのものだが、収益化せず正体を明かさない点が謎を深めている。
結局のところ:正体は未だ不明。解読者へのメールでは「国際的なグループで、共通の信念で集まった」「プライバシー・セキュリティ関連の活動」と説明されたケースもありますが、公式確認はありません。
どこに現れたか(出現場所)
- 初出:2012年1月4日、4chanの /b/ または /x/ 板(匿名画像掲示板)。黒背景に白文字のメッセージ画像からスタート。
- 以後、Twitter、Tor(ダークウェブ)、音楽ファイル、Linuxイメージなどオンラインで展開。
- 現実世界:GPS座標が示され、世界14都市以上(パリ、ワルシャワ、ソウル、シドニー、シアトル、ニューオリンズ、日本を含む)でセミのロゴ入りポスター + QRコードが同時に発見されました。これが「大規模組織」の証拠とされたポイントです。
歴史
- 2012年頃から始まった高度な暗号パズルを複数回公開した存在。
- 4chanなどで匿名でパズルを投稿し、暗号解読やプログラミング、言語学などの高度なスキルを持つ人を募集する内容でした。
- パズルは非常に複雑で、暗号理論、ステガノグラフィー(隠し情報)、現実世界の手がかりなどを組み合わせ、世界中の人々が協力して解読しました。
- 目的は「優秀な人材の募集」とされ、プライバシー・匿名性・セキュリティ関連の秘密結社的なイメージが強いですが、正体は現在も不明(CIA、カルト、ジョークなど諸説あり)。
有名な「インターネット史上最も複雑でミステリアスなパズル」の一つとして語り継がれています。VOCALOID曲などの二次創作でもモチーフにされることがあります。
まとめ
Cicada 3301は、2012年から2014年に暗号パズルを投稿した組織、または個人に付けられた名称です。
投稿者の正体や目的、参加者のその後には多くの謎が残されています。
近年は、同じ名前を使うランサムウェア攻撃グループも報じられました。
暗号パズルの未解明部分やサイバー攻撃をめぐる動きに、今後も注目です。
本物のCicada 3301は匿名・正体不明なので、公式サイトや確定したSNSは存在しません。過去のパズルはアーカイブサイトやWikipediaなどで見られます。
参考リンク
- 反撥するスコーピウス: 新たなRaaSグループがCicada3301ランサムウェアの亜種を積極的に配布 – SOC Prime
- 世界を悩ませているインターネットのミステリー、謎の暗号「Cicada 3301」 – GIGAZINE
- ランサムウェア 攻撃グループ Cicada3301がDTSのグループ会社、デジタルテクノロジーへの不正アクセスを主張 – 合同会社ロケットボーイズ
- ダンダダンをご存じで? ARG – HackMD
- シケイダ3301
- YouTube検索: Cicada 3301 Cicada 3301
- www.tiktok.com検索: Cicada 3301 Cicada 3301
- x.com検索: Cicada 3301 Cicada 3301
- Cicada3301
- Cicada 3301 – Wikipedia
- Cicada 3301 First Puzzle Walkthrough – Boxentriq
- Cicada 3301 Puzzles: Inside The Internet’s Greatest Mystery
- 【一番好き】Cicada 3301という名の謎 インターネットの深淵に潜む「…
- インターネット史上最も精巧な謎、Cicada 3301を知っていますか|eager_holly4733
- Explanatory Article_Cicada3301|ねりもの。
- インターネット都市伝説アーカイブ|Cicada 3301 ― 世界中を巻き込んだ謎の暗号ゲーム – つぶログ
- シケイダ3301 – Wikipedia
- シケイダ3301完全解析!解読不能なインターネット暗号の謎

