Sad Cat Danceとは?元ネタは?アンカーゾーンとの関係は?コベニの「チェンソーマンダンスゲーム」からの流れを調べるよ
Sad Cat Danceとは?チェンソーマン発の「悲しい猫のダンストレンド」を解説
Sad Cat Dance(悲しい猫のダンス)は、漫画『チェンソーマン』のキャラクター・コベニの「泣きながら踊る」姿を再解釈して生まれたダンストレンドです。2021年にYouTubeで登場し、アンカゾーンやRedraw文化と結びつき、世界中のクリエイターが“再描画”する人気ミームへと成長しました。
引用元(全文はこちら→)Know Your Meme – Sad Cat Dance
↓コベニ
Sad Cat Danceの起源
Sad Cat Danceは、2021年1月16日にゲームクリエイター・ベネディークがYouTubeへ投稿した「チェンソーマンダンスゲーム」から始まりました。
このゲーム動画では、コベニがダンスダンスレボリューション風のゲームで泣きながら踊る姿が描かれ、1年間で300万回以上再生されるヒットに。ファンはこの「悲しく踊るコベニ」の姿を強烈に印象づけられました。
アンカゾーンとつながった理由
2021年11月18日、動画制作者Haanimeが「Not Kobeni Dance」という動画を投稿。これは、アンカゾーン(Ankha Zone)を思わせる振り付けをコベニ風に踊らせたもので、600万再生を突破。
この作品がきっかけで、「コベニの悲しい踊り」と「アンカゾーンのダンス演出」が結びつき、Sad Cat Danceの定番フォーマットが確立されました。
トレンドへの発展
2022年以降、Sad Cat Danceは“Redraw文化”に取り込まれ、さまざまなキャラクターやアバターが踊るパロディが大量に制作されました。
Walza SAD CAT DANCE – GREEN SCREEN pic.twitter.com/EUWB7I3Ew3
— 왈도쿤 (@Dokun27) September 7, 2022
- 2022年8月22日:アーティストDokun27が「Gypsy In My Mind」を使ったSad Cat Danceを投稿 → 2週間で12万以上のいいね
- 2022年9月7日:Darkraが『World of Warcraft』のナイトエルフ版を投稿 → 1日で1500以上のいいね
こうしてSad Cat Danceは「誰でも猫耳をつけて悲しく踊らせる」テンプレート化したミームとなりました。
Sad Cat Danceが人気になった理由(総括)
- 『チェンソーマン』という人気作を土台にしていた
- 「悲しいのに踊る」という感情ギャップの面白さ
- アンカゾーンという既存トレンドの流用で一気に広まった
- Redraw文化と親和性が高く、二次創作しやすかった
結果、Sad Cat Danceは単なるアニメファン向けのネタを超え、世界的に流行するミームとなったのです。
まとめ
Sad Cat Danceとは、コベニの「泣きながら踊る」姿から派生した、Redraw文化の代表的トレンドです。アンカゾーン的な振り付けと組み合わさり、世界中のアーティストやファンが自分のキャラを踊らせる遊び場となりました。