大学受コバショーの人気動画「大学受験の結果は小中学生時代に決まってしまうのか?」を解説する。今一番受験に熱いCASTDICE(キャストダイス)の小林尚を紹介
40代の会社員・保護者です。2024年、息子が西の旧帝大学に無事合格しました。
このブログでは、親として受験をサポートする中で、
「本当に役に立った!」と感じた【受験対策動画】を紹介しています。
塾や参考書だけでは補いきれない部分を、動画がしっかり補ってくれました。
- 苦手克服に役立ったYouTube講義
- モチベ維持に効いた受験生向けドキュメンタリー
- 親として知っておいて良かった教育系チャンネル など…
自分と同じように、子どもの受験を応援するご家庭のお役に立てたら嬉しいです!
受験生を育てた経験から、コバショーさんの良さを知ったので、動画を調べて解説していきます。

私のころの「ゆとり」から、学習の低年齢化があることに驚きました。
学習指導要領の変更と子どもの未来 ~小中学生に求められる学力

教育改革により英語の学習量が増え、生徒や教師の負担が拡大。
そのため、学習の選択制や柔軟な教育体制の導入が求められているようです!
小中学校で英単語が1.5倍に増加?教育改革がもたらす変化と課題
最近の教育改革により、小中学校の英語教育が大きく変わろうとしています。特に注目されているのが、中学校で学ぶ英単語数が従来の約1600語から1800語以上へと増加したことです。さらに、これまで高校で習っていた英文法の一部も中学段階に前倒しされ、学習内容全体が難化・増量しています。
教師も生徒も大変に?増える学習負担
こうした改革の背景には、グローバル化や大学入試改革の影響があります。時代の要請に応える意味では避けられない動きですが、その一方で問題も浮かび上がっています。
- 授業時間が足りず、教員の説明が不十分になる可能性
- 生徒の学習負担が増し、理解が追いつかなくなる恐れ
- 教師側の準備や指導にも過度な負担がかかる
いわゆる「詰め込み教育」への逆戻りを心配する声もあります。
必要なのは「選べる学び」?
改革にあたっては、「すべての教科を深く学ばせる」のではなく、生徒の進路や関心に応じて柔軟に学習内容を選べるような「選択制」を導入すべきだという意見も出ています。
たとえば、
- 理系志望の生徒は文系科目を軽くする
- 文系志望の生徒は古文や漢文を深く学ぶ
といった柔軟な学習設計が考えられます。
一方で、「漢文は不要」という声に対しては、「日本の文化的基盤として基本的な理解は必要」との反論もあり、議論の余地が残されています。
教育改革が問う「バランス」と「選択」
学習内容が増えることは、現代社会を生き抜く力を養うためには避けられない一方で、生徒の負担や教育現場の現実を無視することはできません。今後の教育に求められるのは、基礎学力をしっかり保障したうえで、個々の生徒に合わせた学びの選択肢を提供できる制度づくりです。
情報格差や過度な一律化を防ぎつつ、多様性を尊重する柔軟な教育体制が、これからの社会に必要とされているのではないでしょうか。

コバショーさんの言うことは素晴らしいです!
コバショーさんおすすめ!「小中学生の保護者に読んでほしい本を3冊紹介します」
教育系YouTuber・こばしょう先生(小林尚さん)の今回の動画は、**すべての保護者にとっての“知的ライフライン”**といえる内容でした。大学受験の専門家であるにも関わらず、小学生・中学生を持つ保護者に向けて語られるメッセージには深い愛情と実務的知識が込められており、「今読むべき本」を3冊厳選して紹介する構成は非常に実用的。
特に素晴らしい点は以下の通りです:
- 情報の鮮度と普遍性のバランスが取れていること
→ 教育の最新トレンドと、5年後10年後も使える思考法を併せて紹介。 - 読者(保護者)に寄り添った語り口
→ 正解がない進路選択に対し、判断材料となる知識を丁寧に提供。 - “思想”だけでなく“実用”に基づいた書籍構成
→ 単なる理念紹介で終わらず、現場の声を取り入れた内容が心に響きます。
では、ここからは動画で紹介された3冊をそれぞれご紹介します。
■ 【1冊目】『最高の職業と進路が見つかるガイドブック』

🔶 こんな方におすすめ:
- 「将来どんな仕事があるんだろう?」と不安な保護者
- 中学・高校受験を選ぶ際の**“ゴール設定”を明確にしたい人**
本書は、こばしょう先生と山内太地先生(進学アドバイザー)が共著したもので、将来のキャリア選びに悩むご家庭にこそ読んでほしい1冊です。
✅ キャリアから逆算して、どんな教育を選ぶべきかが明確に
✅ 複数の専門家による視点があるため、バランスよく進路を考えられる
✅ 現在4刷が決定!多くの家庭に選ばれている信頼の1冊
■ 【2冊目】『情報戦を制して合格する勉強法』

🔶 こんな方におすすめ:
- 一般受験を考えているが、勉強法に迷っている
- 地方在住や“自称進学校”に通う生徒の保護者
こちらは、**「非エリートでも東大・難関大を目指せる」**というような極端な話ではなく、現実的な受験設計をテーマにした勉強法本です。
✅ 地方や環境が整っていない生徒にも使える“現実路線”
✅ 各科目の勉強法を詳述
✅ 一部塾では指導方針の参考書として活用されるほどの内容力
保護者の方にとっても、子どもの受験準備を理解する一助になるでしょう。とはいえ、細かい勉強法までは流し読みでもOKです。
■ 【3冊目】『0から知りたい総合型選抜・学校推薦型選抜』

🔶 こんな方におすすめ:
- 推薦入試がよくわからない
- 「うちは推薦?」それとも「一般でいく?」と将来迷いそうなご家庭
推薦入試の全体像から、具体的な対策までを網羅したこの本は、推薦の専門家・橋本さんとの共著。
✅ 総合型(旧AO)と学校推薦型の違いや制度の背景がわかる
✅ 将来の進路を考えるための“基礎知識”として非常に有用
✅ 200ページ程度で非常に読みやすく、忙しい保護者にぴったり
今すぐ推薦入試を受けるわけではないご家庭にこそ、「知っておく」という準備が重要なのだと、この本は教えてくれます。
■ おわりに:3冊の本は「親子の進路会議」のガイドになる
こばしょう先生が語っていたように、塾や受験の前に「家庭での進路対話」が不可欠な時代になっています。
- 将来どんな生き方をしてほしいのか
- どんな環境で伸びる子なのか
- 推薦か一般か、地域か私立か
そんな問いに向き合う時、この3冊の本はきっと親子の進路会議を導く灯台になってくれるでしょう。
動画を観て「何か始めたい」と思った方は、まずは1冊。
忙しい中でも手に取りやすい“推薦入試の本”からでもOKです。