カショオ界隈とは？SNSで広がる“過食嘔吐コミュニティ”の実態と問題点

「カショオ界隈」という言葉は、SNS上で 過食嘔吐（カショオ：過食して嘔吐する行為）を共有するユーザーが集まる非公式のコミュニティ を指します。医学的な用語ではなく、あくまでネットスラングとして生まれた概念です。X（旧Twitter）、TikTok、Instagram、掲示板などで使われており、摂食障害に関わる話題の中で近年注目されるようになりました。

カショオ界隈で行われていること
なぜ問題視されるのか
1. 治療が必要な行為を“日常化”してしまう
2. 健康被害を正しく理解できない

カショオ界隈で行われていること

カショオ界隈は特定の組織や公式グループではなく、ゆるくつながったユーザー群です。投稿の内容には次のような傾向があります。

カショオ行為の「記録」や「吐き方」の共有
食べた量や吐いた量の報告
ダイエット・体重の写真投稿
同じ悩みを持つ人同士の交流
過食嘔吐に関連する悩み・依存・精神状態の吐露

これらの投稿は本人にとって“同じ境遇の仲間”を得られる場になりうる一方で、行為を助長したり、危険性を軽視してしまう問題点 があります。

なぜ問題視されるのか

学生時代に働いてたファミレスで一人用のしゃぶしゃぶ食べ放題あったんだけど平日の午前中とかピーク過ぎたくらいに来る細身の女性がカショオの人でいつもスタッフから非難轟々だったことを思い出した https://t.co/7beybiTZzh
— プルート (@yw45u) September 29, 2025