「平成女児とは?」ぷくぷくシール、ボンボンドロップなど、いま再び注目される“キラキラの時代”@平成女子めぐなどを紹介
「平成女児」とは
「平成女児」とは、90年代後半〜2000年代前半に“女児”だった人たちを指すネット発の言葉です。
当時の女の子たちが夢中になったキャラクター、ファッション、文具、テレビアニメなど――その全てを総称して“平成女児カルチャー”と呼ぶこともあります。
この文化を象徴するキーワードは「キラキラ」「ラメ」「ピンク」「星」「ハート」「音符」など。
子どもらしい夢と可愛さに満ちたデザインが特徴で、サンリオキャラクターやたまごっち、セーラームーン、ナルミヤ系ブランド、香り付き文具などがその代表例です。
なぜ今、平成女児が流行しているのか
この『美楽』っていうプリ機覚えてる人いる?
— 平成女子♡めぐ (@heisei_megu) December 21, 2024
フレームがめちゃくちゃ物理のやつ
プリ機の中にでかいパネルが何枚もあって
わざわざ原始的にフレーム撮影するの今考えると謎すぎるけど、なんか楽しくて好きだったな。 pic.twitter.com/qHb1ku5x2l
平成女子めぐさんなども人気です。
懐かしさの再発見
当時の“女児”が今や20〜30代になり、経済的にも余裕を持ったことで「昔買えなかった憧れのグッズを今買う」「子どもの頃の自分をもう一度楽しむ」という動きが拡大しています。
この“”が、SNSでの共感を生みトレンド化しました。
Z世代から見た“平成レトロ”
Z世代(10代〜20代前半)にとって平成時代はすでに“レトロ”の範疇。
当時のポップでガーリーなデザインは「逆に新しい」「可愛い」と映り、平成カルチャーをリメイクした動画・コーデ・雑貨が人気を集めています。
企業が注目する“平成女児マーケット”
1. マーケティングターゲットとしての魅力
平成女児世代(20代後半〜30代前半)は、購買力と発信力を併せ持つ層。
「懐かしい×かわいい×映える」要素が強く、SNSマーケティングに最適な層として多くのブランドが注目しています。
2. コラボ・復刻の動き
- SPINNS × 平成メモリーシリーズ:フワフワらびちゃん、まじかるみゅーちゃんなど“女児風キャラ”を使ったコラボアイテムが完売。

- サンリオ × 平成風デザイン:フワフワハートやラメ素材など、平成モチーフを再解釈した新商品を展開。
- 文具・雑貨業界:タイルシール、香り付き消しゴム、デニム筆箱など“平成女児文具”が次々復刻。
3. 広告・店舗・SNSキャンペーン
百貨店・アパレル・雑貨ショップが“平成レトロフェア”を開催し、店舗装飾もピンク×星×リボンで統一。
ブランドのInstagramでは「#平成女児になりたい」「#平成時代の推し文具」などの投稿が連日話題に。
まとめ
「平成女児」は、単なる懐古ではなく“過去の可愛さを再編集する文化”です。
SNSを通じて、平成当時の感性を今の時代に合わせて再生産し、企業もそれをマーケティングとして活かしています。
今後も“平成レトロ×新しい可愛さ”を軸に、ファッション・雑貨・コスメ・エンタメまで幅広い領域で拡大が続くでしょう。
出典
