ジョー・バイデンはアメリカ合衆国の第46代大統領で、2021年に就任。アメリカ史上最年長かつ最高齢の大統領として知られ、民主党に所属。カトリック教徒としても知られ、ジョン・F・ケネディ以来2人目のカトリックの大統領で、また、ジェームズ・ブキャナン以来2人目のペンシルベニア州出身の大統領でもある。

ジョー・バイデンは、ペンシルベニア州生まれのアメリカ合衆国政治家で、デラウェア州で育った。彼はデラウェア大学で学び、シラキュース大学で法務博士号を取得。1969年に弁護士となり、デラウェア州の議員として政界入り。1973年に29歳で上院議員に選出され、6期連続で務めた。外交や司法、薬物問題に取り組み、調整型の政治家として評価された。

2008年にバラク・オバマの副大統領に選ばれ、2期8年にわたり務めた。彼は経済危機への対応や法案の通過に尽力し、外交政策では新START条約の成立やリビアへの軍事介入を主導。2015年には長男の死を経験し、2016年の大統領選挙出馬を見送った。

ジョー・バイデンは身長182センチメートルで、ローマ・カトリック信者。酒は一切飲まず、アイスクリームが好物。吃音症に悩み、特訓で克服。パイロット・サングラスがトレードマークで、毎年12月18日は亡くなった妻と娘を偲ぶ日。愛犬2匹と共にアムトラックを愛用し、「アムトラック・ジョー」の異名を持つ。2023年に基底細胞がんを切除し、職務には支障ないと発表。

ジョー・バイデンは2011年に副大統領として来日し、菅直人と会談。東日本大震災の被災地を訪れ、アメリカの支援に感謝のコメント。2013年に再び来日し、安倍晋三との会談で靖国神社参拝への懸念を伝え、後に安倍の参拝に失望声明。2016年にはヒラリー・クリントンの応援で核兵器保有容認論に批判。2020年選挙中、Nintendo Switchのゲームで選挙本部を設置。2021年には梅田穰町長や日系人への謝罪など日本との関わりが注目。2022年に初来日し、岸田文雄との会談やクアッド会合に参加。家族には最初の妻ネイリア、2番目の妻ジルとの間に子供たちがいる。